現在、国会開会中ですが、山岡は16日は国土交通委員会と経済産業委員会にて、18日も経済産業委員会で質問に立つ予定です。それぞれ質問準備の調査活動や原稿作りに時間が掛かるため、非常にタイトな日程ですがしっかりと頑張って臨みたいと思います。
そんな中ですが、地域を歩いて皆様から声を聞く活動も継続して行っています。
12日に新ひだか町で開催されたシベチャリ武四郎まつり、13日に同じく新ひだか町で開催された日高地区アイヌ協会連合会総会に参加させていただきました。
北海道の名づけ親とも言われる松浦武四郎は、日高地方のアイヌの人たちと交流し友情を深めたことや、当時のアイヌ民族を巡る厳しい生活状況を政府に伝えて対策を伝えたとして記録に残っています。
新ひだか町の周辺をアイヌ語でシベチャリと呼んだこともあり、シベチャリ武四郎まつりとして、武四郎と先人のアイヌの人たちを供養し、あわせてその功績をたたえるという催しとなっています。
式典の後には苫小牧や登別地区のアイヌ民族の方々による古式舞踊の披露も行なわれた
アイヌ民族は北海道の先住民族である一方で、過去に本土から来た人間たちに土地を奪われ、さらには差別を受けるなどの厳しい歴史が残っており、そうした環境を解消しようというさまざまな事業が行われてきました。
2020年に白老町にて民族象徴空間が開設されることもあり、政府は「アイヌ新法」を策定し大詰めを迎えています。
一部の報道によれば、産業支援や地域支援は行っても、教育支援などは行わないなどの中身になってとのことです。本当の意味でのアイヌ民族の支援に繋がるのかを含めて国会での議論に参加していく旨の決意を述べさせていただきました。