来年の税制改正に向けた議論
来年の国の税制改正に向け、関係団体からのヒアリングを行い、税制要望などの取りまとめの議論を取り組んでいます。
山岡は党の経済産業部門の責任者として、部会を開催し経済産業省にかかわる税制の関係団体との意見交換を行いました。
今回は特に、電力やガスはここ数年で参入の自由化という制度の変更があり、多くの新しい事業者が市場に参入している中、北海道電力などを含む旧来の事業者は、地域独占時代の不利な税制のまま多額の税金を納めさせられる状態のままとなっていて、この部分の問題の解消に向けた強い要望をいただきました。
またカーボンニュートラルに向けた投資促進の減税について、幅広い事業者に適用されるよう要望をいただきました。これらの議論をきちんと国政に反映できるよう、取り組んでまいります。
最高気温もマイナスに
11月後半にもなれば気温もグッと下がります。今日は日高地方では、終日気温がマイナスとなる見込みです。雪も降り始めました。
季節を感じながらも、いま北海道の大きな課題であるガソリン高騰、そしてこれから本当の冬を迎えているという現実を考えたとき、悠長なことは言えません。
「コロナの感染防止に換気をせよ」と指導がされますが、北海道では数分でも窓を開ければ身震いするほど室内の温度が下がります。燃油の高騰は、コロナの感染防止対策と両立させた暮らしを進めるならばさらに重くのしかかることになります。
いま国際協調の中、国内の備蓄石油の放出が決まりました。市場に対し、価格下落の効果はもちろんあると思いますが、何回も出来ることではありません。税制の見直しも含めた抜本的な議論が必要だと考えます。来年の税制議論もこれから始まる中で、そうした声を大きく広げて参りたいと思います。