13日に行われた経済産業委員会において、山岡は苫小牧市が誘致を進めようとしている自動走行研究の寒冷地実験拠点に関して取り上げさせていただきました。苫小牧民報でも取り上げていただいたのでご紹介させていただきます。

 政府はいま、2030年に「世界一安全で円滑な道路交通社会」という目標のもと、自動走行の自動車の技術に力を入れています。
 その中で苫小牧市や(株)苫東では、新千歳空港からのアクセスの良さと共に、東部の工業団地を中心にした広大な土地、積雪と寒冷地帯であることを強みに自動走行運転の実証するための試験場としての役割を担う可能性があるとして、国に売り込みたい考えで活動を始めています。
 しかし現状では、政府の自動走行研究のプランを示す「官民ITS構想・ロードマップ」に、積雪地帯や寒冷地帯の実証試験の必要性について言及されてはいません。

 今回の山岡の質問では、苫小牧というエリアの自動走行の優位性を伝えるとともに、政府がことし改定するロードマップの中で、積雪地帯や寒冷地帯の実証試験について言及するよう提案を行いました。
 政府の自動走行の司令塔を務める内閣官房の担当者より、「積雪地帯や寒冷地帯における自動走行の重要性を踏まえて改定する」との旨の回答があり、議事録が残る委員会の場で明言したことは非常に大きな前進であったと思います。

 山岡が公約として掲げた「東京のような大都市ばかりでなく、地方を大切にする経済政策に改める」を実現するため、国会の場で継続して取り組みを進めて参ります。

180416苫小牧民報「積雪地の自動運転技術検証を検討」