山岡達丸です。

 立憲民主党から、国民民主党を含む衆議院の各会派に対して統一会派を結成するべく、呼びかけがあり、国民民主党においても両院議員総会が開かれ、衆参全体の統一会派に向けた前向きな回答をすることを決めました。

 統一会派となると、国会における意思決定などにおいて一体的な組織として動くことになり、先々には政党同士の合流にも繋がる動きになります。このことが野党第一党の立憲民主党から各党会派に呼びかけられたという点において、大変意義深いことであると思います。

 与党側は表向きは静観の構えでも、本音では破談になることを願っているでしょう。なぜなら、野党が大きな塊になるのは、現行の政治制度において間違いなく、与党にとっての脅威となるからです。

 しかしこれからが正念場です。大きな塊になるということは、大きな力も生まれ、執行部はその力を活かすためのマネジメント能力が問われます。あわせて、一人一人はさらなる我慢が必要になります。

 そもそも各議員は全国各地から集まっていて、それぞれの背景となる地域の事情が違います。そのこと一つだけを見ても、議員の意見は違いがあって当たり前なのです。そこに共通項を見出しながら、大きくまとまることこそが政治の本質です。意見や政治手法が違う人を排除していけば居心地の良い空間にはなるかもしれませんが、大きな仕事も出来なくなります。

 また政党や会派の合流はポストの数を減らします。中には自らの現行ポストに執着し、合流に否定的になってしまう方もいます。本気で政権交代を実現し、国民生活に誠実に寄り添う政治を実現するという気概を持つならば、私欲を捨てることも求められます。

 私は少なくとも前回の参院選で、野党は一定のコンセンサスのもとで、全国の一人区において統一候補を擁立して戦ってきたのですから、それを基本ラインにしつつ、お互い独善的にならず、それぞれの事情に配慮し、謙虚に寛容に向き合っていくことが成功のカギになると思っています。

 遅くとも秋の臨時国会が始まるまでには、統一会派の姿が見えていることでしょう。その先にある党同士の合流も視野に、北海道もあるべき姿に向かっていくものと確信し、前向きに日々の活動に取り組んでいきたいと思います。