山岡達丸です。

 千葉における大規模停電を含め、台風により死者も出ており、心からご冥福をお祈りします。また被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 一年前に北海道でも大規模停電があり、あのような停電は本州との連系設備が脆弱だからと思っておりましたが、本州の千葉において最大2週間(13日現在)も見込まれる停電となった今回の事態は、北海道の事例とともに、よく検証せねばならないと思います。
 
 昨年の北海道全域停電では、私も一人の道民として、その身をもって体験したところです。電力がなければスマホ自体のバッテリーがあっても電波塔が機能しなくなり通信不能になったり、また高層建造物では組み上げポンプが停止して水が届かなくなったりするなど、生活に広範囲に悪影響が及ぶことを、あらためて知るところになりました。

 北海道にとっても震災から一年が経ち、検証し、また反省を生かすべき議論が多数あります。地域分散型のエネルギー供給体制も本気で進めねばなりません。政治の優先すべき課題解決はそれらのことだと思いますが、残念ながら現政権の姿勢は組閣にこそ力を入れていますが、課題解決についてはあまり念頭に無いようにも見えます。

 こうした環境を生んでいるのは野党にも原因があり、また同じ被災地の立場としても、復興のためにさらに力強く取り組むためにも、野党の結集の必要性をあらためて感じています。

 中央では統一会派の話が進んでいますが、こうした中で北海道で新たに就任された立憲民主党の逢坂道連代表もまた、同じ思いを発信されているところであり、その方向性を共有しつつ、次回選挙の際の結集に向けて、どのような道筋を描いていくか、よく考えて参りたいと思います。

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