道内にいる難病の方が、札幌等にいる専門医の方に、地元の医師の立ち会いのもとでオンラインで診察を受けることが出来るようになりましたが、専門医側の診療として国からの報酬が認められるのは最初の一回に限り、その後の経過観察についてオンラインで対応しても、現行制度では診療報酬が認められないという課題があるとして、山岡の後援会長の加藤先生とともに札幌医科大学の仲瀬教授に現状を伺いました。

 仲瀬教授によれば、難病の方の中には、体調の急変を恐れて飛行機に乗るのも難しい人もいて、例えば釧路にお住まいの方が、診察を受けるために車を使って札幌に往復するようなケースもあるとのこと。

 北海道は日本の国土の5分の1を占めるほど広大な地域だけに、専門医のオンラインの診察と、町のお医者さんとの連携の中で、医療体制を模索していく必要があると思います。診療報酬の制度の見直しのハードルは低くはありませんが、これは特に北海道においては重要なことであり、政府に制度の見直しも含めて、対応を求めるべく働きかけをしてまいりたいと思います。

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