山岡達丸です。
昨日は、北海道胆振東部地震について、小此木防災担当大臣を団長とする政府の調査団が被災地に入ったことを受けて、私も同行いたしました。安平町では、主に学校内の被害状況、厚真町では土砂災害によって機能停止となって断水の原因となった浄水場、むかわ町では主に中心市街地の建物の倒壊状況などを確認し、それぞれの町長が政府に対して緊急に対応してほしい要望をいたしました。
現在、政府が用意している復旧予算は5億4000万円です。平成28年の熊本地震のおりには、震災後の国会で7780億円を補正予算で組んでいます。本来ならばすぐにでも国会を開き、補正予算の審議を行って、復興の予算確保の審議に臨まなければなりません。しかし今、自民党総裁選挙が行われ、国会開会は10月末頃にしたいという声が与党側から上がっているようです。国会の開会日は政府与党側が決定する慣習となっていますが、被災地への対応がその分遅れるという事実と、一日でも早く復旧・復興に向けて動いていきたいという思いを政府には肌で感じてもらわなければなりません。
私は、政府調査団に同行した後、夜の飛行機で東京に入りました。きょうは、朝8時から北海道大規模停電を巡る政府への合同ヒアリングや、10日に引き続く第二回目の北海道胆振東部地震の合同対策会議が開かれます。私もその会議に参加し、被災地の声と共に、必要な対応を政府に求めていきます。その後、本日中に北海道に帰る予定です。