山岡達丸を応援する会ブログ

衆議院議員、元NHK記者
衆議院北海道9区(苫小牧・室蘭・登別・伊達・胆振・日高)にて活動中

2019年09月

 山岡達丸です。

 千葉における大規模停電を含め、台風により死者も出ており、心からご冥福をお祈りします。また被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 一年前に北海道でも大規模停電があり、あのような停電は本州との連系設備が脆弱だからと思っておりましたが、本州の千葉において最大2週間(13日現在)も見込まれる停電となった今回の事態は、北海道の事例とともに、よく検証せねばならないと思います。
 
 昨年の北海道全域停電では、私も一人の道民として、その身をもって体験したところです。電力がなければスマホ自体のバッテリーがあっても電波塔が機能しなくなり通信不能になったり、また高層建造物では組み上げポンプが停止して水が届かなくなったりするなど、生活に広範囲に悪影響が及ぶことを、あらためて知るところになりました。

 北海道にとっても震災から一年が経ち、検証し、また反省を生かすべき議論が多数あります。地域分散型のエネルギー供給体制も本気で進めねばなりません。政治の優先すべき課題解決はそれらのことだと思いますが、残念ながら現政権の姿勢は組閣にこそ力を入れていますが、課題解決についてはあまり念頭に無いようにも見えます。

 こうした環境を生んでいるのは野党にも原因があり、また同じ被災地の立場としても、復興のためにさらに力強く取り組むためにも、野党の結集の必要性をあらためて感じています。

 中央では統一会派の話が進んでいますが、こうした中で北海道で新たに就任された立憲民主党の逢坂道連代表もまた、同じ思いを発信されているところであり、その方向性を共有しつつ、次回選挙の際の結集に向けて、どのような道筋を描いていくか、よく考えて参りたいと思います。

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 厚真町では、胆振東部地震から一年という節目を迎える中で、あらためて震災の犠牲者への追悼式が執り行われました。宮坂町長より追悼と復興に向けた決意を込めた式辞が述べられたあと、山岡も衆議院議員を代表する立場として、追悼の辞を捧げさせていただきました。

 式には、鈴木直道北海道知事や橋本聖子参議院議員もそれぞれの立場の代表として追悼の辞を述べられ、

 池田まき衆議、神谷ひろし衆議、鉢呂よしお参議、徳永エリ参議、勝部けんじ参議、岩本剛人参議、横山信一参議、紙智子参議も来賓として出席いただきました。

 また、参議院選挙で善戦された、はらやなみさんは、一般参加のお一人として参列されました。

 ご遺族を代表し、震災でご両親を失った農家の早坂信一さんがご挨拶をされ「突然に家族や友人を失った事実を簡単には受け入れられません。母の食事をつくっていましたが、買い物のとき、もう買う必要がないのかと思うと涙が出た」とお話をされていました。

 震災から1年が経過する中で、ご遺族の気持ちを考えたときに、言葉では表せません。それでも、前に歩み始めている皆様に寄り添い、尚一層の取り組みをしていかねばならないと感じます。

 本日遠方よりご参列いただいた各級議員の皆様のお力もお借りしながら、党派を超えた取り組みの中で、震災からの復興をさらに進めてまいります。

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 北海道胆振東部地震から1年が経ちました。ここにあらためて、お亡くなりになられた全ての方に哀悼の意を表します。
 復興は道半ば。いまだ多くの課題が残っています。仮設住宅は年限を決められているために、お住まいの方々からも先行きへの不安の声が寄せられています。地震をきっかけに引っ越された方々のほとんどは、さまざまな事情によって町には戻って来られません。また子どもたちの情緒はいまだ十分な回復をしていないという話も伺っています。さらには、災害対応のあり方や全道停電の反省とリスク分散のあり方など今後に向けて議論すべき課題も残っています。

 時代は令和元年を迎えましたが、胆振にとっては復興元年でもあります。前に向かって歩き始めている被災地の方々への一助として、政治の役割は本当に大きいと思っております。震災から1年を迎える中で、与えていただいた役割をあらためて自覚し、全力でその役目を果たしてまいる決意です。

令和元年 9月6日
復興元年 9月6日  山岡達丸


震災復興

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