志村けんさんがお亡くなりになりました。幼少期よりテレビにて馴染みある方だけに、さまざまな思いが巡ります。本当に残念でなりません。国内感染で亡くなられた方は56人になります。世界では数えきれないほどの方がお亡くなりになっています。全ての方々に心よりご冥福をお祈りいたします。
報道によれば、志村さんは今月17日に「他の人に乗られているような」倦怠感を感じ、20日まで自宅静養、訪問医の診察の後に入院となり21日には人工呼吸器をつける際に麻酔で眠りにつくと、その後は意識が回復しないままにお亡くなりになってしまったとのことです。最近まで元気にテレビに出演されていた方が、わずかの間に容態が悪化して亡くなってしまう。新型コロナウイルスの恐ろしさをあらためて知るところとなりました。
全国にさきがけてコロナウイルスが広がっていた北海道では、拡大は減少傾向にありますがゼロにはなっていません。内需、外需ともに落ち込む中で地域経済は依然として疲弊し続けています。特に事業者の方からはさまざまな相談が毎日のように寄せられていて、ややもすれば命まで絶ちかねないほどに精神的に落ち込んでおられた方もいて、事態の深刻さを感じています。
感染拡大を防ぐために国民に対して経済的な活動を含めて一定の自粛を求めることは仕方がないことですが、ならば政府はそれに伴う経済的補償も明確にする必要があります。いまのように、自粛は求めるが経済被害の補償は検討中、という中途半端な対応を続ければウイルスで亡くなる方だけでなく、経済苦で亡くなる方も出てしまうことになる、その危機感をもって大胆な対応を政府には強く求めていきます。