17日に閉じた通常国会ですが、経済産業委員会は閉会中だったとしても開催するという与野党理事の合意の中で、今週もさっそく開催され、新型コロナウイルス関連の議論とともに政府の信頼などを揺るがすさまざまな事案についての質疑が行われました。
政府による経済対策の実施にあたっては、国民からの信頼を得た中での実施が求められるところですが、さまざまな不祥事に加えて経済対策の実施においても一部企業との癒着の疑念が持たれるなど、その実施のあり方にさまざまな批判が寄せられています。
今回の委員会では荒れるシーンもあり、委員長と理事が委員会審議中に協議をするなど、たびたび審議が止まる局面もありました。
国会の閉会が決まってすぐに委員会を行うというのはイレギュラーではありますが、痛んでいる地域経済を立て直すためにも、国会がその役割をきちんと発揮する必要があります。こうなるならば本来は国会の会期延長をして通常の委員会を開催するべきところでしたが、現状の中においても、やれる限りの取り組みを行ってまいります。