政府提案の法律案、いわゆる閣法(かくほう)に多数の間違いが見つかり、特に経済産業委員会で審議をされるはずだった産業競争力強化法案は、一度のみならず、二回に渡って間違いがあり、累計24箇所。しかも一文字程度の誤字脱字というレベルではなく、条文が日本語として成立しなくなるようなものも含まれているという有様でした。
閣法は、政府が閣議決定をして国会に提案をするものですが、ここまでのものとなると修正の上で閣議決定のやり直しをしなければならない事態となり、当分、この閣法の審議は出来ない状態になりました。
しかし国会の議題は閣法だけではありません。国会議員が作成し、国会に提出した議員立法案、いわゆる議法(ぎほう)の審議も行います。
経済産業委員会では、閣法の議論の審議の前に、議法の審議を行うことを野党側から与党に提案しました。
特に先日、我々が提出した『持続化給付金再支給法案』は、コロナ禍における経済対策として喫緊に求められているものであり、全国の中小零細企業の実情に思いを寄せる中で、与党の皆様には優先的議論を行うことに賛成をいただけるものと思っています。
山岡は、この法案の提出者として、早急な審議と成立を強く求めていきます。