世界の温暖化を防ぐために、二酸化炭素(CO2)を地中に埋める技術、いわゆるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage =  二酸化炭素を回収し貯留する、の略称)技術が、苫小牧の地で実証実験が行われ、すでに一定の成果を上げています。またこの技術を応用してさらに二酸化炭素を使って別の素材を作る研究を始まろうとしています。これらの技術を高めることで、日本が世界をリードする脱炭素技術を持つ国になりえます。


 ものづくりの地域は、一般に二酸化炭素の排出量が多くなる中で、こうした脱炭素技術を併用することによって新時代の産業都市のモデルを世界に示していく大きなプロジェクトがいま動き始めています。

 これまで、この技術のことは国会の経済産業委員会で何度となく取り上げて来ましたが、この日はあらためて現地を視察しました。設備の現状を見ながら、担当者の方々と意見交換を行い、課題などを確認させていただきました。今後、社会実装のためには法整備も必要であり、国会で議論を重ねてまいりたいと思います。

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