山岡達丸です。
19日に内閣委員会の委員長職権で、20日に衆議院の内閣委員会が開催されることが突如決まり、委員会において菅官房長官を含めて、9人の大臣の所信聴取が行われました。質疑開始は22日からで、まだ日程は決まっていませんが、早ければ22日に質疑に立つことになります。
ご存知のとおり、いま衆議院は予算委員会の審議真っ只中です。内閣委員会は9人の大臣が関わる広範囲な委員会だけに、予算審議中は各大臣に予算に集中してもらうため、例年、予算審議に影響するような開催は避けてきました。しかし、ことしはお構いなしで、とにかく詰め込み日程で審議を進めようという考えのようです。重要案件は数々ありますが、こうした日程ありきの進め方で本当に議論が深まるか心配をするところです。
よく霞が関の官僚の残業が多くなる主な原因が、「野党の委員会質疑における事前の質問通告が遅いせいだ」、といった論を述べる方がいます。しかし与党議員の委員長職権による突然の委員会立てや、審議時間の消化だけを念頭においた与党国対による連日詰め込み委員会の開催が、質疑をする議員の日程にも負担をかけ、質問通告が遅くなる原因になっているという点も、国民の皆様には是非ご理解いただければと思っています。
過去の与野党の申し合わせでは「質疑の2日前までに質問通告を」という努力規定があったと聞きます。いまでも与党側の方にはそのことをマスコミにいい、野党側の責任を強調する記事を書かせるよう働きかけをしているようです。しかし今回のように20日に大臣の所信を聞き、22日にその所信に対する質疑を行うという日程では、質疑時間や質疑者の決定のプロセスも含め、物理的に不可能だと言わざるを得ません。現政権の国会運営はこうした進め方が随所にあるということも、是非知っていただければと思います。
前日には苫小牧市で開催された「松井まさひろさんと共に歩む会」の冒頭だけ駆けつけさせていただきました。松井市議を支える多くの支援者とともに4月の選挙を乗り越えて、あらたなステージで活躍いただくよう後押ししていくことを確認いたしました。私はその夜にはまた飛行機で東京に行く日程となりましたが、会場には7月の参議院議員選挙で立候補を予定している、はらや・なみ(原谷なみ)さんも会場に駆けつけ、松井さんへの激励の挨拶をされるとともに、懇親を深めておられました。はらやさんは全道を走り回っています。松井さん、はらやさんを含めて、仲間全員の当選に向けて私の立場からも取り組んで参ります。