山岡達丸を応援する会ブログ

衆議院議員、元NHK記者
衆議院北海道9区(苫小牧・室蘭・登別・伊達・胆振・日高)にて活動中

2018年07月

 7月2日からの北海道の集中豪雨によって、上川地方を中心に住宅の床上浸水や、一次産業への被害などの多くの情報が寄せられています。
 被災されておられます皆様には心よりお見舞い申し上げますと共に北海道の立憲民主党・国民民主党合同による災害対策本部をつくり、迅速な対応に当たる方針であり、山岡もその一員として務めを果たしてまいります。

 日高地方ではことしはじめに大雪で500以上のハウスが倒壊する災害もありました。気象の変化により過去にない災害が今後も想定される中で、防災のあり方をあらためて考える時期に来ています。

 ところで日高地方の農業団体の幹部の方からご連絡をいただき、大雪によるハウス災害でミニトマトやピーマンなどの作付に深刻な影響が出るとされた中で、国における迅速な支援を勝ち取ったこと、現場で懸命な復旧作業にあたったことなどにより、想定以上の速さで復旧している旨のご報告をいただきました。
 もちろん完全に被災前の状況に戻っているわけではありませんが、現場のご努力に心から感謝いたしますし、山岡がその一助に働かせていただき、あらためて喜びを感じます。
 国会が終わりましたら、あらためて現場の農家の皆様のお話も伺いに参りたいと思っています。

(画像は日本農業新聞に掲載された道内農業関連の大雨被害の記事)


180704農業新聞「旭川水害記事」アップ

昨日開票が行われた苫小牧市議会議員補欠選挙において、私も応援させていただいた佐々木修司が初当選されました。 
佐々木さんは、働く人たちが暮らしやすい地域作りを訴えてきました。 
今回は補欠選挙のため市議会議員としての残りの任期は10ヶ月と非常に短くはありますが、公約の実現に向けて市政において大いに活躍されるものと確信しています。

山岡も、佐々木修司さんと力を合わせて政策実現に取り組んで参ります。 
ご支援いただいた皆さんありがとうございました。

1530458843534
1530458862187

 山岡達丸です。

 時間労働の概念を無くすという高度プロフェッショナル制度を含んだ、いわゆる働き改革法が国会で成立したことは極めて残念です。休日、通勤などのあらゆる手当をなくし、時間外労働の賃金も計算しないという高度プロフェッショナル制度の考え方は、戦前の労働者のありように近いものだと感じます。戦前の日本は、一部の工場労働者を除いて、労働環境にかかわる実効的な法律は事実上ありませんでした。それゆえに労働者の労働環境は原則として雇用主が全て決めていて、時間外、休日、通勤手当などの概念もありませんでした。労働組合は存在はしても、法律で守られてはいませんでした。戦争が終わり、労働基本権が明記された日本国憲法が施行され、労働関連法が議会で成立し、8時間労働の原則や合法的な労働組合の存在などの規定が設けられました。職場に不満があるときに労働者が改善を要求できる制度が法のもとに保障されたのは戦後になってからです。労働者ははるか昔から存在したでしょうが、権利が守られるようになってからは70年程度の歴史しかありません。ようやく勝ち取った権利を失うという意味でも、私は今回の法律は非常に深刻だと思っており、必ずや削除を含めた見直しを行っていかなければならないものと思っています。

 今回の参議院の国民民主党の国会対応については賛否があり、私も個人的に思うところはありますが、政党としての新しいありようを示そうと試行錯誤をしているという意味で執行部の努力に一定の敬意は持っています。そうした努力が国民の皆様の気持ちに響いているのかどうか、遠からず数字として現れることでしょう。その結果をきちんと分析し、内輪の論理や主観にとらわれず、冷静に評価して、必要ならば大胆な見直しを図ることも含めて今後の対応のあり方をさらに検討すべきなのだろうと思います。

 この件で大切だと思うのは、法案の問題部分を削除するという強い意思があるかどうかです。その意思があるならば、何としても政権交代を実現せねばなりません。野党同士に手法の違いがあれば、それがきっかけに憎しみが生まれがちでありますが、大局において同じ目標を持てるのかどうかを冷静に判断せねばなりません。目標が同じならば、思いを共に国民の期待を集めることができる勢力を築いていくことこそが、本当に必要なことだろうと思います。私の立場からも出来うる限りの努力を続けたいと思います。

↑このページのトップヘ